Place de la Basoche, Vieux-Lyon © Romain Biard / Shutterstock _1041637660

See all pictures

Fourvière 

リヨン最古の丘には、古代ローマ治下のガリアの首都、ルグドゥノムの遺跡が残っています。 2つの古代ローマ劇場は、リヨン誕生当時の様子を彷彿とさせます。:紀元前1世紀に建てられ、紀元1世紀に拡張された大劇場は、演劇専用の劇場で、1万人の観客を収容可能でした。 オデオンと呼ばれる小劇場は、紀元1世紀に建設され、朗読会やリサイタルが開催されていました。 隣接するルグドゥノム博物館にはリヨンで発掘された出土品を展示しています。なぜなら、リヨンでは穴を掘ると遺跡が見つかるからです!
1872年から1896年の間に、ピエール・ボッサンによって建設されたフルヴィエール大聖堂は、丘の頂上に誇り高くそびえ立っています。大聖堂内では、美しい装飾やビザンティン様式の影響を受けた金装飾やモザイクを目にすることが出来ます。 フルヴィエール大聖堂前の広場からは、リヨンの美しいパノラマを堪能し、緑のオアシスさながらのロゼール庭園を通り抜けてリヨン市内に下りてくることが出来ます。

Colline de Fourvière, théâtre romain et basilique

フルヴィエールの丘でお勧めのスポット:

  •  フルヴィエール大聖堂 (Basilique Notre-Dame de Fourvière)
  •  ルグドゥノム  古代劇場と博物館(LUGDUNUM Musée et Théâtres romains) 
  •  フルヴィエール大聖堂の下、丘の側面に位置するロゼール庭園 (Jardins du Rosaire)

ヴュー・リヨン

フルヴィエールの丘とソーヌ川の間に位置するヴュー・リヨンの小道は、ルネッサンス時代の魅力を今でも残しています。
ヨーロッパ中の商人が交易のためにリヨンを訪れていた時代を想像してください。 15世紀から16世紀建築の建物には、裕福な銀行家やイタリア人やドイツ人、フラマン人の商人などが住んできました。
ヴュー・リヨンの秘密と謎は扉の後ろに隠されています。トラブール(建物の内部を通って2つの通りをつなぐ秘密の通路)や中庭などが、昔の住人の富を全て表しています。
建物のファサードがシンプルなのは、扉を開ける勇気のある訪問者を内部の装飾で驚かせるための手段なのです!
ゴシック様式のサン=ジャン大聖堂の周囲、サン=ジャン通りにはレストランとショップが建ち並んでいます。ブフ通りには、クリエイターのブティックとミシュランの星付きレストランがあります。地区の石畳の小道を冒険してみて下さい!

Place de la Basoche, Vieux-Lyon © Romain Biard / Shutterstock _1041637660

ヴュー・リヨンでお勧めのスポット:

  • サン=ジャン大聖堂(Cathédrale St-Jean)とその天文時計
  • サン=ジョルジュ教会(Eglise Saint-Georges)19世紀)とサン=ポール教会(11世紀から19世紀)
  • ガダーニュ博物館 (Musées Gadagne) : リヨンのルネッサンス時代最大の建物に開設されたリヨン歴史博物館とマリオネット博物館。
  • シネマ・ミニチュア博物館 (Musée Cinéma et Miniature) : ミニチュア模型とハリウッドの小道具を展示!
  • 古い建物の魅力を感じるトリニテ広場(Place de la Trinité)
  • シャンジュ広場 (Place du Change)
  • 中庭とトラブール : ベルクール広場の観光案内所は、一般立ち入り可能な中庭とトラブールの地図を無料で配布しています。是非、足をお運びください!

クロワ・ルース(La Croix-Rousse)

リヨンのもう1つの丘は、丘の側面に建てられた階段のような建物で観光客を驚かせくれます。 19世紀以来、フルヴィエールの「祈りの丘」に対して、クロワ・ルースは「働きの丘」と呼ばれています。 リヨンの絹織物の地区、19世紀にはリヨン住人が機織り機につけた名前「Bistanclaques 」(ビスタンクラック、織物を織る時の音が由来)の音が鳴り響いていました。
3万人のカニュ(リヨンで絹織職人を指す言葉)が地区の経済を支え、リヨンをヨーロッパの織物産業の中心地へとのし上げました。トラブールと階段の間に機織り機を設置するために特別に設計された建物を眺めながら散策し、この地区に漂う魂を感じて下さい。坂に建ち並ぶ家は、クロワ・ルース住民であることを誇りに思える地区の命と精神を閉じ込めています。
伝統的な絹職人のアトリエ、またはカニュの精神を受け継ぐ若いクリエイターのブティックなど、ここでは過去と現代が混ざり合った見学が楽しめます。 ちなみに、ヘルメスの有名なスカーフは昔からリヨン近郊で製造されています!
職人地区だったクロワ・ルースは、現在ではストリートアートが小道を飾るアーティストの地区です。第二次世界大戦時は、レジスタンスの主要地として、カニュの反骨精神を受け継いだ地区です!

La Montée de la Grande Côte à la Croix-Rousse © Keitma / Shutterstock.com

クロワ・ルースでお勧めのスポット

  • 絹織物工房: - メゾン・デ・カニュ(La Maison des Canuts) - ソワリー・ヴィヴァント(Soierie vivante) : パスマントリーの工房と市営織物工房 - 絹織物工房 (L’atelier de Soierie)
  • モンテ・ド・ラ・グランドコット(坂道)
  • 古代ローマ遺跡、3 つのガリアの円形闘技場 (l’Amphithéâtre des Trois-Gaules). 
  • トラブールと階段: ベルクール広場の観光案内所は、一般立ち入り可能な中庭とトラブールの地図を無料で配布しています。是非、足をお運びください!
  • ベルヴュ広場 (Place Bellevue) : ローヌ川左岸のパノラマ
  • シャルトリュー庭園 (Jardin des Chartreux) : ソーヌ川とフルヴィエールの眺め

ラ・プレスクイル(La Presqu’île) 

リヨンの中心地と言えば、ローヌ川とソーヌ川。ショッピング街や高級ブランドショップで賑やかな地区です。
数回にわたって拡張が行われたプレスクイルは、ルネッサンス時代に最初の都市開発が始まりました。リヨンの夜の賑わいを満喫するには、メルシエール通りを散策してください。 
19世紀に根本的な再開発が行われた地区には、ベルクール広場や市役所とリヨン美術館が建ち並ぶヨーロッパ最大の歩行者広場であるテロー広場があります。19世紀の建物からは、リヨン上流階級の裕福さが伺い知れます・・・夜になると噴水や歴史的建築物がライトアップされ、光の街リヨンを再発見できます。劇場やカルチャーセンター、レストランがプレスクイルの夜を盛り上げます。そしてリヨン南部では、コンフリュアンスにリヨンの明日を担う近代的な地区が開発中です・・・

L'Hôtel de Ville de Lyon

ラ・プレスクイルでお勧めのスポット:

  • テロー広場 (Place des Terreaux) : 市役所とリヨン美術館
  • リヨン国立オペラ (Opéra de Lyon)
  • リヨン出身有名人のフレスコ画 (Fresque des Lyonnais célèbres) : リヨンの有名人を壁に描いただまし絵
  • サン=ニジエ教会 (Eglise Saint-Nizier)、ゴシック様式
  • センターのショッピング街:ド・ラ・レピュブリック通りとエドゥワール・エリオ通り
  • パッサージュ ・ド・ラルグ (Passage de l’Argue) : 古くからのお店が並ぶ19世紀に作られた屋根付きの通り。
  • セレスタン広場と劇場 (Place des Célestins)
  • ジャコバン広場の噴水 (Place des Jacobins)
  • ベルクール広場 (Place Bellecour) 
  • サン=マルタン・デネー大聖堂 (Basilique St-Martin d’Ainay) : リヨンで唯一のロマネスク教会
  • グランド・オテル・デュー (Grand Hôtel-Dieu)

en.visiterlyon.com/discover/the-districts-of-lyon

visiterlyon.com/decouvrir/les-quartiers-de-lyon

UNESCOのスポットをご紹介するために、観光案内所ではフランス語と英語の垣外付きツアーを毎日実施しています!
詳しい情報はこちら shop.visiterlyon.com

さらにそれぞれのリズムで観光できるように、音声ガイド(フランス語、英語、イタリア語、スペイン語、ドイツ語)のレンタルも可能です。またはベルクール広場の観光案内所まで(旗が掲げられた建物)shop.visiterlyon.com/visites-libres.html